院長ご挨拶
大阪府門真市『ばば耳鼻科・日帰り手術クリニック』のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
これまで私は耳鼻咽喉科の専門医として、主に副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎、中耳炎の手術治療を得意分野として診療に従事してまいりました。積み重ねてきた経験と専門知識を生かし、地域医療に微力ながら貢献できるよう、地域に根ざした診療を行っていきたいと考えております。
インターネットによる予約システムの導入やキャッシュレス化など待ち時間の短縮、CT検査やファイバー検査など「医療の見える化」による正確な診断、日帰り手術治療による完治を目指し、皆様に当クリニックを選んで良かったと思っていただけるよう、スタッフ一同、精一杯努力して参ります。
ばば耳鼻科・日帰り手術クリニック
院長 馬場 奨
資格・所属学会
- 医学博士
- 日本耳鼻咽喉科学会 専門医
- 日本アレルギー学会 専門医
- 厚生労働省 補聴器適合判定医
- 難病指定医
略歴
1999年 | 関西医科大学医学部医学科卒業 |
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1999年 | 関西医科大学附属病院 耳鼻咽喉科 |
2002年 | 関西医科大学大学院 研究員 |
2005年 | 関西医科大学大学院医学研究科博士課程修了(耳鼻咽喉科・頭頚部外科) |
2005年 | 岸和田市民病院 耳鼻咽喉科 |
2007年 | 済生会野江病院 耳鼻咽喉科 |
2010年 | 関西医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科(滝井病院)助教 |
2014年 | 関西医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科(滝井病院)講師 |
2015年 | 関西医科大学附属滝井病院 病院准教授 |
2016年6月 | 川村耳鼻咽喉科クリニック 副院長 |
2016年7月 | 関西医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 非常勤講師 |
2018年7月 | 細田耳鼻科ear clinic |
勤務医のご紹介
【第1・3・5火曜日 外来担当】
みなさま、はじめまして。
2024年1月よりばば耳鼻科・日帰り手術クリニックにて隔週火曜日に診療いたします、尹 泰貴と申します。
現在、大学病院で耳鼻咽喉科医として勤務をしており、主として鼻副鼻腔疾患・アレルギー性疾患を専門分野としております。花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎や難治性副鼻腔炎に対して多数の治療経験を持っており、手術治療に関しては年間約100症例程度おこなっております。
ばば耳鼻科・日帰り手術クリニックで、最先端の治療を含めた医療を提供できるように丁寧に診察することを心がけて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
尹 泰貴(ゆん やすたか)
資格・所属学会
- 医学博士
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 耳鼻咽喉科専門医・指導医
- 日本アレルギー学会 アレルギー専門医
- 難病指定医
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
- 日本鼻科学会
- 日本アレルギー学会
- nternational Eosinophil Society 他
略歴
2008年 | 香川大学医学部医学科 卒業 |
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2008年 | 藤井会 石切生喜病院 初期研修医 |
2010年 | 関西医科大学枚方病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 病院助教 |
2012年 | 医仁会武田総合病院 耳鼻咽喉科 |
2017年 | 同 医長 |
2019年 | 関西医科大学付属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教 |
現在 | 関西医科大学付属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 講師 同 教育委長 |
診療時間
▲…手術 ★…第1・第3日曜は9:00~12:00
休診日:木曜、日曜(第2・第4・第5)、祝日
※当院は予約優先制となります。
第1・3・5火曜日午前の外来は尹(ゆん)医師の担当となります。
アクセス
〒571-0023 大阪府門真市横地604-3
お車でご来院の方へ
当院にはクリニック前に9台駐車場を完備しております。
また、お車でお越しの際は以下の看板を目印にお越しください。
下田原交差点
太子田2丁目交差点
河内中野南交差点
電車・バスでご来院の方へ
京阪本線『大和田』駅から
- 京阪バス 1号(大和田-門真団地)門真団地行・『島頭』下車 徒歩約5分
- 京阪バス 2号(大和田循環)京阪大和田駅行・『門真団地』下車 徒歩約5分
院内紹介
入り口
白を基調としたタイル張りの建物が目印です。敷地内には、駐車場もご用意しております。
お気軽にお越しください。
受付
ご来院の際は、まずは受付にお越しください。スタッフが笑顔でお迎えします。
待合室
待合室には、外からの自然の光が適度に入ってきます。リラックスしてお待ちください。
中待合
診察の直前は、中待合でお待ちいただきます。
診察室
完全個室の診察室です。当院では、お一人おひとり丁寧な診療を行うべく、ベッドタイプの診察台にこだわりました。椅子型の診察台よりもベッドタイプの診察台の方が患者さんの頭をしっかりと固定することができ、医師は時間をかけて繊細な処置が可能ですので、より安全にかつ診察のクオリティーも上がります。
処置室
簡単な処置を行うためのお部屋です。
手術室
日帰り手術を行うための完全個室の手術室です。手術中の安全に万全を期すため、さまざまな設備を整えております。
リカバリー室
手術後などにお休みいただくお部屋です。
聴覚検査室
聴覚検査を行うための専用のお部屋です。
CT室
中耳や副鼻腔などの状態を調べるためのコーンビームCTを備えたお部屋です。
耳鼻科ということで撮影範囲が限られているため、一般的なCTと比べると被ばく量も8分の1以下に抑えられます。
設備紹介
外来用顕微鏡
耳の中の状態を観察する顕微鏡です。映像はモニターに大きく映されます。
外来用内視鏡システム
アメリカのストライカー社製の内視鏡システムです。
外からでは観察できない鼻や耳の奥深くまで、詳しく調べることができます。
手術用顕微鏡
ドイツのカールツァイス社製の手術用顕微鏡システムです。0.1ミリ単位での正確さが問われる耳の手術において、良好や視野と色調の再現により、高精度での観察・処置を可能とします。
デブリッダーシステム
慢性副鼻腔炎などによって生じた病的な粘膜を、低侵襲で切除することができます。内視鏡システムを活用することで良好な視野がもたらされ、処置の安全性を高めます。
メディカルビデオレコーダー
内視鏡、顕微鏡、超音波装置などと連携させ、高解像度の静止画・動画を記録する装置です。
記録を残しておくことで、のちに確認が必要になった際などに役立ちます。
高周波メス
組織を切開しつつ止血ができるメスです。より低侵襲での手術が可能になります。
心電計
心臓の電気的な活動を記録します。当院では主に、安全に手術を迎えるための術前検査にて使用します。
ネブライザー
鼻、のどの炎症を抑える薬を、霧状にして放出する装置です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、現在は使用を休止しております。
耳管機能検査装置
耳管狭窄症、耳管開放症、滲出性中耳炎など耳管を主体とした疾患の診断、その治療の判定を行える検査装置です。
鼻腔通気度計
鼻の通りやすさ通りにくさを鼻腔抵抗値として測定することで、鼻づまりの程度や治療効果などを判断します。
手術用内視鏡システム(4Kモニター・硬性内視鏡)
ドイツのカールストルツ社製の手術用内視鏡システムです。4Kモニターと硬性内視鏡を備え、副鼻腔炎などの鼻の病気と耳の病気の手術に使用します。器具先端の位置情報は常に把握され、手術の正確性を高め、合併症のリスクを低減します。
感染対策の徹底
耳鼻科では、のどであれば風邪、鼻であれば副鼻腔炎といったように、ウイルスや細菌を原因とする病気を数多く診療します。
新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえ、当院ではいっそうの感染対策の強化に取り組んでおります。
器具消毒滅菌
外来・手術で使用した器具は、洗浄→消毒→乾燥→滅菌の工程を経て、次回の使用に備えて管理します。
自動洗浄機
洗浄、消毒、乾燥までを担う全自動洗浄・消毒装置「Mieleジェットウォッシャー」です。
一般には病院に設置されるタイプのものを導入しております。複雑な構造をした器具も、内側まで徹底的に洗浄・消毒します。
高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)
高温高圧の飽和水蒸気によって、全生物を滅菌する装置「ユヤマオートクレーブ」です。
EOG滅菌器(ガス滅菌)
エチレンオキサイドガスで滅菌する装置「キャノンガス滅菌器」です。
低温での処理が可能なため、プラスチックなどの器具の滅菌に利用します。
鼻咽喉用内視鏡洗浄消毒器
鼻咽喉用内視鏡洗浄消毒器「精研ESPAL-Ⅴ」導入しております。
軟性ファイバーだけでなく、医師やスタッフが触れる部分を含めた洗浄が可能です。
院内滞在空間の最小化と密回避
待合室を広くとり、密を回避できるよう、ソファの数・位置に配慮しています。また、時間予約制を導入し、院内に滞在される患者さんの人数を制限し、かつ待ち時間の短縮を図っています。
当院建物の前に15台分の専用駐車場がございますので、車内でお待ちいただくことも可能です。順番がきましたら、お呼び出しをいたします。
感染疑いの患者さんの専用待合
発熱が認められる患者さんには、ベッドのある専用スペースでお待ちいただき、他の患者さんとは別の通路をご利用いただきます。
自動精算機の設置
金銭の直接の受け渡しを回避し、ヒト-モノ-ヒトの感染を防ぐため、自動精算機を設置しております。すべての診療において、現金の他、クレジットカードでのキャッシュレス決済が可能です。
その他
ヘパフィルター付き空気清浄機の設置、床消毒を行っております。
当院の特徴
POINT01.安全安心を最優先に、完治を目指す医療
長期通院しても治らなかった病気が手術によって治ることで以降の通院が不要となり、結局早期の生活改善に繋がります。治りましたと言える医療を目指しています。
大きな病院では長期入院・全身麻酔での手術が多いです。それは肝臓や心臓など生命に関わる病気に合わせたシステムだからです。しかし、聴こえにくさや鼻づまりなど生命に関わらない病気には過剰な対応と考えます。日々忙しい方にこそ当院での日帰り部分麻酔(局所麻酔)での手術治療を検討してください。
手術治療では安全が最優先されます。手術後の出血や感染など、起こり得る副作用をどうすれば無くすことができるか、もし起きた場合いかに最小限にとどめるか。これらを追求することは日帰り手術を行う我々の使命の一つです。
この使命は外来診療にも大きく還元されています。例えば、外来処置は短時間で痛みの少ない効率的な操作の追求となり、検査では急を要するものでない限り痛みの少ないものから提案することに繋がっています。
当院では全ての病気を治療できるわけではありません。しかし最前線の治療を行なっているからこそ的確な判断で大きな病院への紹介も可能となります。クリニックの気軽さと大学病院や総合病院の安心感を兼ね備え「とりあえず受診・相談してみよう」と思える、安心・納得して帰っていただけるクリニックを目指します。
POINT02.病気に費やす時間を最小限にする医療
待ち時間、通院時間、内服の手間、病気に悩まされる時間・・・。
待ち時間を最小限に
どれくらい待てば自分の診察になるのかわからない、ということが多いのではないでしょうか。当院では時間予約制にてお待たせしません。また、診察後の会計待ち時間も自動精算機導入などで短くなるよう努めています。
通院時間・通院回数を最小限に
安定している患者さんにはオンライン診療対応(予定)しており、通院時間が発生しません。また、病気の治癒や改善まで、最小限の通院回数で済むよう治療計画を立てています。
検査・診断・治療までの時間を最小限に
可能な限り最短で診断し治療に向かえるよう検査内容や、結果得られる情報、診断後の治療内容(治癒までの道筋)も初診日に説明しています。よって初診日に治療開始となることがほとんどです。
内服の手間を最小限に
病気や病状の程度に合わせ、適切な治療法を提案します。例えば内服や点鼻薬を好まない方にはその他の治療を、また内服であっても手間が最小で効果が期待できる方法などを提案いたします。
病気に悩まされる期間を最小限に
今まで長期間に亘る通院加療で治らなかった病気も、手術治療で以降の通院が不要となる可能性があります。
病気に費やされる時間を、より人生を楽しむ時間に使って頂きたいです。
POINT03.患者さんと接する時間を最大限にする医療
病気に費やされる時間の最短化を目指していますが、限られた時間の中で患者さんと接する時間(聞く・話す・処置する等)をどう最大化するか日々試行錯誤しています。
医師だからこそできる職務は何か、看護師だからこそできる職務は、介助さんだからこそ・・、受付さん・クラークさんだからこそ・・・。スタッフ一人ひとりが患者さんのためにできることを考えて接することが大切だと感じております。
POINT04.見える化で共に考え、納得できる医療
当院では検査・処置・手術中の全てにおいて自身の病気を画面で見て頂き説明しています。見ることで自身の病気の理解が深まります。病気の理解は、治療を医師に任せきりにすることなく、共に考え進めていくことに繋がります。
理解できると、病気に対する不安も軽減されるのではないでしょうか。
もちろん、処置・手術治療の映像を見たくない場合は目を閉じて頂いて結構です。
POINT05.大切な人に勧めたくなる医療
ばば耳鼻科・日帰り手術クリニックを受診された患者さんが、お知り合いに当院を勧めて頂けることは、これ以上ない励みになります。それだけではなく、我々自身が今日、正しいことをしたかという日々の問い、自分への戒めとして反芻しています。
日帰り手術について
日帰り手術の流れ
1外来
手術を希望される患者さんは電話で手術希望とお伝え頂くとスムーズです。お薬手帳(メモでも結構です)をお持ちください。診察の後、手術が必要と判断されましたら案内させていただきます。手術前後のおおまかな流れに関して看護師からも説明・相談させていただき、お仕事や生活状況などと照らし合わせて手術日を予約致します。
2検査
手術2~3週間前に予定します。体調や持病の悪化がないか確認するためです。採血・心電図検査等を行います。心疾患や糖尿病などをお持ちですと、手術前に病状を整える必要もございますので、かかりつけ医等への受診をお願いする場合があります(直接かかりつけ医と情報共有させて頂くことがあります)。
3説明
検査日の1週間後以降に予定します。検査結果と、手術内容、術後経過、緊急時の対応などについて、詳しく説明いたします。看護師からも説明させて頂きます。疑問点、心配なことはなんでも仰ってください。
遠方やお忙しい方は初診日にここまで予定することが可能です(持病など全身状態に問題のない方に限られることが多いです)。
4手術
手術開始の30分前にご来院ください。手術当日、発熱等体調不良の場合は手術延期となりますので手術1週間前頃より体調管理にご注意ください。
手術時間は病状によります(耳の病気一覧 /鼻の病気一覧)。手術状況をリアルタイムに確認頂けます。
5帰宅
手術後1-3時間程度、回復室にて安静にして頂きます。その間に手術状況、術後の注意点などについて説明致します。
眠くなるお薬を使用し手術を行っており、酔ったような状態が手術当日に残る可能性があり、ご自身での運転(自動車、自動二輪、自転車)帰宅は禁止です。付き添いの方の運転やタクシーでの帰宅(遠方の方はホテル宿泊)をお願い致します。手術後から緊急時は院長に直接連絡ください。
6術後通院
翌日または翌々日に診察して頂きます。その後順調な経過の場合、1,2週後、1ヶ月後、3ヶ月後と診察間隔は延びていきます。
高額療養費制度について
高額療養費制度とは、高額な治療費などにより、ひと月に支払った額が定められた上限額を超えた場合、その超えた分の額の払い戻しが受けられる制度です。上限額は個人や世帯の所得に応じて決まっています。
当院の手術は全て保険適応です。高額療養費制度を利用し、費用を抑えることが可能です。
詳しくは、以下をご覧ください。
窓口でのお支払いを当初から限度額に収めることが可能です
高額療養費制度は原則として、まず窓口で通常の費用お支払いいただき、のちに限度額を超えた金額の払い戻しを受けられるという形がとられています。
ただ、これでは一時的とはいえ患者さんに大きなご負担を強いることになります。事前に「限度額認定証」の交付を受け、お支払いの際にご提示していただければ、当初から限度額でのお支払いで済ませることができます。ぜひ、事前に申請を行い、ご利用ください。
限度額認定証の申請・交付について
国民健康保険にご加入の方はお住まいの市・区役所へ、社会保険にご加入の方は勤務先の保険組合にお問い合わせください。
※手術説明の日までに限度額認定証をご提示いただけない場合には、通常の治療費のお支払いが必要になりますのでご注意ください。
ひと月の自己負担限度額の目安
70歳以下の方
所得区分(年収) | ひと月あたりの自己負担限度額 |
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1,160万円~ | 252,600円+約1,000円 |
約770~約1,160万円 | 167,400円+約1,000円 |
約370~約770万円 | 80,100円+約3,000円~8,000円 |
~約370万円 | 57,600円 |
住民税非課税 | 35,400円 |
70歳以上の方
所得区分(課税所得) | ひと月あたりの自己負担限度額 |
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690万円以上 | 252,600円+約1,000円 |
380万円以上 | 167,400円+約1,000円 |
145万円以上 | 80,100円+約3,000円~8,000円 |
145万円未満 | 18,000円 |
住民税非課税 | 8,000円 |
お支払いについて
キャッシュレス決済可能です。
クレジットカード(VISA・Master・JCB・AMEX・DIN)でのお支払いが可能です。
任意加入生命保険の診断書について
当院は外来での手術算定をしております。入院を前提とした診断書は扱えませんが、外来扱いの診断書は作成させていただきます。